月の下
君の奏でるメロディは
悲しく、暗く
そして、優しく、温かい。
太陽の下
君の奏でるメロディは
明るくもなく、暗くも無く
夢で聞いてるような、不思議な気持ちになる。
けど、何所か淋しい気持ちに襲われる。
僕が君の事が好きなように、
僕は君の奏でるメロディが好きだよ。
君が好きな事が、僕の好きな事。
けど、君が好きな人が僕以外の人なら
僕はその人を憎み、恨むだろう。
そして、こんな僕を僕は嫌悪するだろう。
もし、君の好きな人が僕なら
僕は僕に誇りを持つだろう。
けど、こんな僕を好きになってくれるだろうか。
もし、好きになっってくれたとしても
君を信じる事ができないかもしれない。
じゃぁ、僕は君のこと好きになったらいけない。
今宵、月は朧月
僕は月を見つめながら想像した。
朧月の下
君はまた、暗く温かいメロディを
奏でている。
僕と同じ、朧月を見つめながら...。
=fin=
※忠告 コピーなどは絶対にダメです!!
kichi
PR
COMMENT